かしきり

 

「かしきり」は、安芸市の山間地「東川地区」に伝わる、樫の実(あらかしの実)で作る豆腐のことです。炭焼きが人々の生活を支えていた頃は、「かしきり」が重要な食材であり、「かしきり」作りは、主に留守宅を守る年寄りの仕事でした。
 この食べ方は朝鮮渡来のもので、韓国では今でも食べています。日本では、ここだけに残っている貴重な食文化です。(
16世紀に長宗我部元親が朝鮮から帰国するとき、朴好仁一族を連れ帰り、土佐に豆腐・にんにく・樫の実を原料とする「かしきり」の文化を伝たといわれています。)

 

〈材料〉

円形吹き出し: メモ
・11月ごろにあらかしの実を拾います。
・ミキサーのない頃は、石臼で粉に挽いていました。
かしの実(外皮をのぞいたもの    5カップ
水             7〜8カップ
       ごま、葉にんにく    各適宜

味噌           40g
  ぬた   米酢          20cc
       ゆず酢         20cc
       砂糖         30〜40g


〈作り方〉
渋ぬき(下準備)
 1.かしの実を皮が割れるまで天日に干して殻から取り出し、黄色い実が変色しないようにかしの

   実を水につける。
 2.1を5回くらいに分けてミキサーにかしの実と水を入れて1回につき5分ほどかける。
 3.2に水を加えて上澄み液を約10回ぐらい、上澄み液が澄むまでかえる。

(上澄み液がすむまで約2日程度)

かしきり作り
 1.渋ぬきしたどんぐりの粉に分量の水を入れて火にかけ、焦げないようにかき混ぜてでんぷんが

じゅうぶん糊になるまで煮る。(どろりとようかんのように木杓子で落ちる程度)

円形吹き出し: ぬたは、ぶりの刺身、こんにゃくにかけて戴くと美味。葉にんにくは、鯨の煮物に良く合う。2.流し箱に入れて冷ます。
3.ぬたを作る
4.かしきりを適当に切って皿に盛り、ぬたをつけて食べる。
 

ぬた作り

1.葉にんにくを刻み、すり鉢でする。

かしきり(樫豆腐)<安芸市>

 
2.他の材料を加えて混ぜる。

 

 

〈「かしきり」に関するお問い合わせ先〉

  東川公民館 0887-32-3031(電話・FAX)


 


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