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「かしきり」は、安芸市の山間地「東川地区」に伝わる、樫の実(あらかしの実)で作る豆腐のことです。炭焼きが人々の生活を支えていた頃は、「かしきり」が重要な食材であり、「かしきり」作りは、主に留守宅を守る年寄りの仕事でした。
この食べ方は朝鮮渡来のもので、韓国では今でも食べています。日本では、ここだけに残っている貴重な食文化です。(16世紀に長宗我部元親が朝鮮から帰国するとき、朴好仁一族を連れ帰り、土佐に豆腐・にんにく・樫の実を原料とする「かしきり」の文化を伝たといわれています。)
〈材料〉
かしの実(外皮をのぞいたもの) 5カップ
水 7〜8カップ
ごま、葉にんにく 各適宜
味噌 40g
ぬた 米酢 20cc
ゆず酢 20cc
砂糖 30〜40g
〈作り方〉
渋ぬき(下準備)
1.かしの実を皮が割れるまで天日に干して殻から取り出し、黄色い実が変色しないようにかしの
実を水につける。
2.1を5回くらいに分けてミキサーにかしの実と水を入れて1回につき5分ほどかける。
3.2に水を加えて上澄み液を約10回ぐらい、上澄み液が澄むまでかえる。
(上澄み液がすむまで約2日程度)
かしきり作り
1.渋ぬきしたどんぐりの粉に分量の水を入れて火にかけ、焦げないようにかき混ぜてでんぷんが
じゅうぶん糊になるまで煮る。(どろりとようかんのように木杓子で落ちる程度)
2.流し箱に入れて冷ます。
3.ぬたを作る
4.かしきりを適当に切って皿に盛り、ぬたをつけて食べる。
ぬた作り
1.葉にんにくを刻み、すり鉢でする。
2.他の材料を加えて混ぜる。

〈「かしきり」に関するお問い合わせ先〉
東川公民館 0887-32-3031(電話・FAX)